【ランボルギーニ・チェンテナリオロードスター】7億円オーバーなスーパーカーのエグゾーストサウンド

【ランボルギーニ・チェンテナリオロードスター】7億円オーバーなスーパーカーのエグゾーストサウンド

ランボルギーニ・チェンテナリオロードスター

クーペのチェンテナリオの発表からわずか半年で、そのロードスター版をリリースしたことになるが、その背景にはクーペが発表を待たずして完売してしまったこともひとつの理由。もっとも限定20台という極小数に抑えられているのもその要因だが、ロードスターにおいてもその数を同様に設定していることを考えれば、ランボルギーニが狙う“スーパーエクスクルーシブクラス”は、マーケティング的に見ても確実な線をとっていると言える。

チェンテナリオは「クーぺ20台、ロードスター20台」の限定


ランボルギーニ・チェンテナリオロードスター のスペック

スペシャルモデルゆえに、ミッドに搭載されるV型12気筒自然吸気ユニットもアヴェンタドールSをベースとしているとはいえ、パワーは30ps引き上げられ770psを出力する。リヤフェンダー下部に設けられたエンブレムにはそれを象徴するように“LP770-4”と刻まれ、その巨大なエアダクトとともに強烈なインパクトを与える。また、パワーアップに伴いブレーキ冷却も重要視されるのは言うまでもないが、それに対応するためにホイールにはカーボン製のスポークを追加し、セラミックディスクブレーキからの熱風を逃がすようホイールのスポーク部にフィンを設けているのも特徴

ベースになっているのは、フラッグシップのアヴェンタドールS。カーボン製モノコックを基本としながらも独自のエクステリアデザインが与えられ、しかもボディパネルのすべてにカーボンを使用する。前後に設けられた巨大なデュフューザーまでカーボンで造られているから軽量化へのアプローチも抜かりない。その結果、乾燥重量は1570kgを実現。これはアヴェンタドールSロードスターと比較すると55kgも軽量されていることになる。

ランボルギーニ-LAMBORGHINI-カテゴリの最新記事