【スーパーカー】を超える【ハイパーカー】の世界

【スーパーカー】を超える【ハイパーカー】の世界

フェラーリやランボルギーニ、ポルシェなどはこれまで「スーパーカー」として羨望集めていたが、最近はそれを超える存在「ハイパーカー」が世に生まれセレブの人気を集めています。

ランボルギーニ「アヴェンタドール」やマクラーレン「セナ」、ブガッティ「シロン」「ヴェイロン」

どの車も唯一無二なデザイン、過剰なまでのエンジンパワー、1000万ドルを超えるプライス、そして限定車としての価値。
「ハイパーカー」がハイパーカーであるために求められるものは、ちょっと早いだけの車、早く走れそうなクルマとは一線を画しています。

マクラーレンの「セナ」などはこれまでマクラーレンが世に出したスーパーカーとはことなる、サーキットで早く走ることを主眼に置いたハイパーカーです。
スーパーカーが「ラグジュアリー」を体現した車であるなら、ハイパーカーはそれを超えた「いかに早く走るか」「いかにパワーを生み出せるか」を求めて生み出された車となります。

「ハイパーカー」はフェラーリやランボルギーニ、マクラーレンなどの「メジャーなスーパーカーメーカー」だけの車ではありません。映画「ワイルドスピード スカイミッション」にも登場したハイパーカー「ライカン ハイパースポーツ」などは価格3億4000万円、秒で時速100km/hを出すことができるまさにモンスター「ハイパーカー」です。この車を生み出した「Wモーターズ」はアラブの振興ハイパーカーメーカーで、「ハイパースポーツ」を生み出すためだけに存在するといっても過言ではないオートメーカーです。

その過剰なまでの性能、豪華な内装、奇抜な外装デザイン。
アラブの「おかしいくらい金持ち」なセレブを喜ばせるために用意された性能は公道で使い切ることは絶対不可能なオーバースペックです。

そしてこの車は価格3億4000万円という価格もさることながら、世界限定7台というスペシャルなハイパーカーです。

この限られたものだけが乗ることを許された車、アラブのハイパーセレブたちはそこにひかれているのだと思われます。

そんなWモーターズは次なるハイパーカー「フェニア・スーパースポーツ」を開発中とのこと。
出力780馬力、0−100キロ加速2.8秒、最高速度400km/h。
どれも公道では生かしきれないスペック。
ハイパーカーは現実的である必要はないのです。
価格・性能・デザイン、そのすべてが「異次元」であることが求められます。

これまでの「高価で早いスーパーカー」とは異なる世界を見せてくれる「ハイパーカー」
ランボルギーニやフェラーリといった古参のスーパーカーブランドも「ハイパーカー」の開発に余念がありません。

これからもオートファンを驚かせてくれる「ハイパーカー」が生まれてくることでしょう。

ハイパーカーの世界カテゴリの最新記事